パートI国昇格に伴う平地重賞競走の格付
パートI国昇格に伴う平地重賞競走の格付詳細と条件戦におけるクラス間の差
平地重賞競走の格付(JRAお知らせより
2007年以降の、中央競馬の平地重賞競走の格付け表記は、「国際セリ名簿基準委員会(International Cataloguing Standards Committee:ICSC)」が定めるパートI国の基準に従い、国際格付け(グレード)を持つ競走とそれ以外の競走とに分類することとなりました。
【参考】ICSCが定める基準
国際格付けを取得できる平地重賞競走は次の3条件を全て満たさなければならないこととなっています。
- (1)外国調教馬が出走できる国際交流競走であること
- (2)過去3年間のレースレーティング(上位4頭のレーティング平均)の平均が、以下の基準を満たしていること
- (3)新設後3年間の競走実績があること
- GI競走 115
- GII競走 110
- GIII競走105
重賞競走について(P.3「平成31 年度(2019 年)の重賞競走の主な変更点について」
.重賞競走の実施日の変更について
(1)開催日割の変更等に伴う実施日の変更
フェブラリーステークス(GⅠ)とのローテーションを考慮し,東海テレビ杯東海ステークス(G Ⅱ)を第1回中京競馬第2日に実施いたします。また,これに伴い,農林水産省賞典愛知杯(GⅢ)の 実施日を第1回中京競馬第3日に変更いたします。
(2)3日開催の実施時期の変更等に伴う実施日の変更
3日開催の実施時期の変更等に伴い,一部重賞競走の実施日を変更いたします。
(3)みやこステークス(GⅢ)の実施
平成30年度,JBC競走の実施に伴い休止したみやこステークス(GⅢ)を,平成31年度(2019年) 以降は実施いたします。
2.重賞競走の格付け表記について
葵ステークスについて,格付け表記を「新設重賞」から「重賞」に変更いたします。
Ⅲ.一部オープン競走のリステッド格付けについて
競走体系および生産の指標として,グレード競走に次ぐ重要な競走であることを明示するため, 平成31年度(2019年)春季競馬から,オープン競走の中で質の高い競走をリステッド競走として格付けす るとともに,競走名の後ろに「(L)」を付すことといたします。
例:キャピタルステークス(L)
なお,リステッド格付けは,グレード格付けと同様「日本グレード格付け管理委員会」において 審査・承認が行われ,リステッド競走一覧は,11月中旬頃に重賞競走一覧と併せて発表いたします。 ※ グレード格付けを持たない「(JpnⅠ~Ⅲ),(重賞),(新設重賞)」の重賞競走については,従 来どおりの表記といたします。
※ 本項目は,平成30年3月5日付広報発表と同様の内容です。