TARGET frontier JV を使った競馬予想

TARGET frontier JV を使った競馬予想のノウハウを、基礎からわかりやすく解説しています。 TARGET frontier JVは、競馬予想の現場で大きなシェアを占めている競馬予想データベースソフトで プロフェッショナルの現場で使われる、すぐれた機能と柔軟性を 備えており、現在も競馬データソフトの標準としての地位を保っています。 その反面、機能が多く何をどのように使ったらよいのか、オプションの設定が 多すぎるので、どのような使い方があるのか判らない方もいらっしゃると思います。 ここでは、比較的シンプルで効果的な方法を記載しています。

検索の方法を知る

どんなに優れた競馬データベースソフトも、中身は成績表を蓄積したものにすぎません。 取り扱う側の技術によって、利益を生み出す道具にもなり、逆に時間の浪費をさせる道具にもなります。 つまり扱う側が、競馬で勝つために活用できる情報は、どんなものかを先に知っておく事があります。

購入意欲が湧く馬

新聞等に、二重丸が上から下まで並び、コメントには、前走0.0差2着、脚色はレースで一番の上がりなどと 書かれていても、競馬初心者の方を別にすれば、信頼できる情報とは云い難いと思います。また広告などに 厩舎の期待、裏情報等、勝負!といった多種多様なキャッチもよく考えてみると、なんの根拠もない背景が 見えてきます。

競馬予想における裏づけとしての価値は、「過去当該馬と同等の成績を持った馬が何頭いて、 その馬達は、当該対象レースにおいて、どんな成績を残したのか?」であり、判断の目安も 購入意欲も、この事を基点に湧くものだからです。

TARGET frontier JVによる勝ち馬検索

私が配信しているメールマガジンから一例を示します。2015年5月31日東京8R青嵐賞(本年度と同条件の別定戦で行われた番組) 4歳以上1000万特別を4歳馬で2着になった馬一覧をターゲットで抽出します。07年以降5頭が表示されます。

この5頭の次走成績一覧を一括表示します。

過去4頭の(今年のルミナスウォリアー除く)成績が表示されます。

成績は、3-1-0-0

つまり3頭が勝利し、1頭が2着になっている事を確認できます。この時点でルミナスウォリアーが次走になる降級戦でどのような成績を残すのか想定できます。

同じく2015年5月30日東京6R、◎にしたキングカラカウア号を推奨した 根拠を説明配信した時の例を紹介します。夏木立賞500万特別を0.0差2着となった馬は過去7頭、この7頭の次走成績は、3勝、2着1回、3着一回、着外1頭、 次走平場戦に向けた馬に限れば、2-0-1-0となる。今回キングカラカウアが出走するレースは、過去2-0-1-0という好成績を残した平戦である。

TARGET frontier JV 検索の方法

上記に示した、検索の方法を示します。まず、TARGET frontier JVのトップにメニューの中にあるレース検索を選択、レース名に「夏木立賞」と記入、 次へをクリック、1着馬のタイム差を0.0と指定、着順を2着と指定、次へをクリックし、データがある限り無条件継続にチェックを入れ、検索実行、一覧が表示されたら、 上部メニューにある、表示を選択し、次走成績を一括抽出する。あとは確認しながら、判断をする事になります。

G1レースでも同じ手法が使えます。

メールマガジンの紹介文に記載していますように、例えば、「有馬記念 2着馬の次走をレース名ごとに、成績を表示」 レーティングマニアックでお薦めしている(配信レーティングもこのソフトウェア用になっています) TARGET JV の検索欄に有馬記念 2着というキーワードを指定し、一覧を表示します。 次に、各馬の次走を一覧で表示します。 結果は、ご存知のように、 大阪杯 4頭出走し、4頭勝利、 阪神大賞典 3頭出走 3頭勝利

以上誰でも思いつく当たり前の事も、検索、検証してみると自分だけの武器になるものです。

by レイマニ リーダー

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